
東京の複数路線が交差するターミナル駅「新宿」。最先端の施設が立ち並ぶ中、古き良き昭和の居酒屋が残る味わい深い街です。
中でも思い出横丁はイマもな尚、欠かすことのできないグルメ横丁です。
横丁メシといえば、欠かすことができないもつ焼き。そして新宿でもつ焼きといえば最初に思い浮かぶのは「ささもと」という人は多いのではないのでしょうか。
今回はその名店「ささもと」にお邪魔し、その魅力に迫ります。
新宿の思い出横丁といえば、西口を出て大ガードに向かう途中にある飲み屋街です。
ささもとは、その中でもちょうど中心付近に位置しており、古き良きもつ焼き酒場の状態を残したままの居酒屋であることが一目見て分かるはずです。
カウンターに通されて最初に目に入るのが、モツ煮込みが入った大きな鉄鍋と、大きな氷を中心に並べられている多くの串。
ここ、ささもとではそのまま串を焼くのではなく一回煮込みの鍋で煮た後、焼かれ出てきます。
ここでは串を店員さんのお任せにし、一杯目はビール(大瓶820円)を頼みます。
まず一品目
小皿にシロとフワのモツ。
「スープも飲めるからね」と気さくにアドバイスをいただいた通り、
スープまで飲みましたがこれが美味しいのなんの。
ここから店員さんのお任せが続きます。
主に串は205円とシンプルで判りやすい価格設定です。
希望をして串を選ぶこともできそうでしたが、お任せでのお客さんが多かったイメージです。
ここで2杯目のドリンク、葡萄割りを頼みます。
ここ、ささもとでは提供されるアルコールは主に2種類。
ビールと金宮焼酎の二つです。
今回はこの金宮焼酎を葡萄味に仕上げた、葡萄割りをオーダしました。
「葡萄割りっていうのは、戦時中日本が貧しい時にワインが飲めなかった日本人がワインを真似してワイン気分を感じるための酒だったんだ。そういう話も含め俺はこれが好きなんだよ」
今回に一緒に同行した友人は言っていましたが、こんなお店を紹介してくれてそんな話ができる君が昔からの友達で本当に良かったです。
サイドメニューもほとんどありませんので、店員さんが出していただくペースで串を食べます。
途中でトマト、キャベツを食べましたがここで食べたキャベツが自分の中で過去一番ではないかというほどホクホクで美味しいのです。
すべての串焼きの油っこさ(至極、良い意味です)がこの最高のキャベツまでの伏線だったのではないかというほど最高のと味でした。
ここ新宿は、東京に住んでいる人には何かと訪れることが多い街でもあります。
サクッと横丁で飲むときに期待に応えてくれる店でしょう。
今回は夏でしたが、冬に食べたらあのキャベツさらに美味しいんだろうなーという幸せな気分に浸りながら、
冬になる前に何度このささもとに訪れることになるのだろうか楽しみです。
ご馳走様でした。
<お店詳細>
ささもと 新宿店
03-3344-3153
東京都新宿区 西新宿1-2-7