
「牛タン酒場 仙たん」一人でサクッとせんべろしてきた
ライター:tkms
「歌舞伎町」と聞くと「夜の街」という印象が強いと思いますが、実はリーズナブルで美味しい店があるのも歌舞伎町。
今回紹介するお店は、歌舞伎町一番街のアーチをくぐり、「1杯いかがですか?」等の甘い誘惑を乗り越え(負ける事もしばしば)、最初の角を曲がって暫く歩くとあります。
「牛タン酒場 仙たん」
提灯の赤い灯を見ると、何処か懐かしい気分というか、妙に落ち着きますよね。
そういえば、人って酔っていると、夏の街頭に羽虫が群がるが如く(←失礼)赤色に引き寄せられる習慣があるらしく、故に提灯は赤色らしいですね。
他にも、元々は白色だったけど、赤色の提灯を出した店が流行ったから赤色が主流になった、赤色を見ると食欲が沸くから、など諸説あるみたいですが、理由は何にせよ赤提灯を見ると引き寄せられるのは日本人の古くからの習性なのは間違いありません笑
木製の軋むドアを開けて、狭い階段を降りると静かな店内。
テレビがあるのは熱いポイント。
今回頂くのは
【仙たんお得なセット】…¥980
直球なメニュー。
ハイボールor生ビールに牛タン煮込みと牛タン炭火焼きがついた、サクッと飲むには最高のセット。常に時間に追われている日本人にぴったりではないでしょうか?笑
頼むと「牛タン煮込み」がさっそく出て来ます。具は牛タン・ダイコン・コンニャクのみというシンプルな構成。
カレーの具はゴロゴロしている方が好みの私ですから、当然煮込みも具がゴロゴロしている方が好み。大根も銀杏切りよりも、半月切りでゴロッと入っている方が好きです。
そして、これがまた味が染み渡っていて非常に美味しい。
牛タンも噛み応えがあって、噛む度に牛タンの旨味が口に広がります。
これだけで、一杯軽くいけてしまうんですが、次の「牛タン炭火焼き」が来るまで待つとこにします。
調理場から漂ってくる良い香りと戦いながら、はい来ました。
【牛タン炭火焼き】
少しレアです。
そして肉厚。
はっきり言って見た目はそんなに良くないですか、むしろ味で勝負!という心意気すら感じさせる盛り付けに清々しさすら覚えます。
味付けは塩コショウと至ってシンプルですが、噛み応えもあって牛タンの旨味が存分に味わう事が出来ます。
テーブルに一味が置いてあるので、一味をつけても美味しいと思います。
噛み応えがあるせいか、思った以上にお腹に貯まり、ボリューム面でもかなり良いかと思います。
牛タンをシンプルかつダイレクトに味わえて、このお値段。とってもお得です。
新宿で牛タンが食べたい人がいたら、間違いなくここをオススメします。
今回は時間が無かったため、滞在時間20分とかなり短めでしたので、時間がある時にはアラカルトメニューに挑戦したいと思います。
ご馳走様でした。